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伊是名酒造所について

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沖縄本島北西の東シナ海に浮かぶ伊是名島。

15世紀の琉球史を彩る王統第二尚氏始祖・尚円王こと金丸も

この地に生を受けました。1949年、島で唯一の泡盛の造り酒屋としてうまれた伊是名酒造所は長く村民に愛され島の文化と共に発展してきました。

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初代    代表 仲田輝信 (左写真)
第二代 代表 宮城秀夫(平成6年~ )
第三代 代表 仲田輝仁(平成30年~)
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すべての過程を手作業で

伊是名酒造所では通常、泡盛造りに使用するタイ産米と年に一度の島米(国産米)を使った酒造りが行われています。

タイ米は水分が少なく硬質で麹菌がつきやすく酒質もコクがあり深い味わいとなります。

島米はタイ米と比べると水分が多く麹造りに非常に手間がかかりますが蒸留した酒はすっきりとした味わいを楽しめます。

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伊是名島のゆっくりとした時の中で・・

ふつふつと湧き出た泡盛は島のゆったりとした時の中で熟成されます。

一般酒でも半年以上寝かすことによりまろやかさが感じられるようになり、3年以上の貯蔵酒を「古酒」と言い、時が経つにつれバニラのような香りと甘さ、コクが増してきます。伊是名酒造所にもいくつかの古い甕(かめ)貯蔵酒がありますが、長い歳月の中で深みのある熟成泡盛の誕生を待ちます。

 
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気持ちを込めた製品づくり

ビン詰め、ラベル貼り、検品工程も手作業で1本1本丁寧に行います。

時間と労力はかかりますが飲んでもらうお客様の笑顔を思いながら製品を造っております。

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​悠久の鼓動を超えて・・

 

サンゴ石を積んで造った石垣が残る、美しい家並みの中にある伊是名酒造所。沖縄県内の酒造所の中でも特に小さな蔵ですが時と共に日々変化する環境のなかで昔ながらの五感を使った丁寧な酒造りを大事にしています。

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